April 17, 2005

直島その3:家プロジェクト

■過去と未来、生と死

直島に行ったら必ず足を運ぶべきところ。それは本村という地区の家プロジェクト。現在、4つの古い建物がアーティストの手によって改修されています。

これだけ聞くと、「ふ?ん、あっ、そう。」という反応をしてしまいがち(私がそう)。サイトを見ても建物の外観の写真を見る限り、古い家屋を残したままキレイにしただけなんじゃないの?、と、期待はゼロ。

ところがところが、こんなに鳥肌が立つ程感動したのは久しぶり!!という場所だったのでした。その上、生まれて初めての感覚を体験できる場所もあり・・・。


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島のボランティアの方が、無料でガイドツアーをしてくれるので参加することに。

このガイドさんの説明のおかげで、感動が倍増しました。是非、お話を聞きながらまわることをオススメします!

集合場所は、本村ラウンジ&アーカイブ
他2組の参加者と一緒に、まずは目指す角屋へ。

ここは、築数百年(確か200年)の民家の内部が、宮島達男氏のアートで変身させられています。

ちなみに、六本木ヒルズのTSUTAYA向かいの壁に映っているデジタルの数字は、宮島氏の作品の一つです。

ところで、どの「家」も内部の撮影は禁止。それにここで詳細を書いてしまったら、これから行く人の感動を削いでしまう・・・、ということで、すべてオブラートに包むことにします。

その次は南寺へ。向かう道すがら、ところどころに「屋号」という昔の家の通称を記したステンレス製のプレートがかかっています。
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太陽の角度によって、その屋号が影法師のように出てきます。それを見つけながら歩いていると、目指す南寺に到着。

ここも安藤忠雄設計ですが、コンクリ打ちっぱなしではなく、珍しく木製。それにもまして、この中に控えているジェームズ・タレルの作品は必見です!何も言いません。でもひとことだけ:ここでの感覚は、一生忘れられません。

最後は護国神社
ここを担当した杉本博司氏の死生観が、見事に表現されている場所だと実感。石室では思わず言葉を失いました。

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残念ながら、4つ目のきんざは昨年の台風の被害に遭い、修復中でした。GWには再開されるそうです。(ぜひ、行ってみたい)


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さぁ、1時間ほど歩き回って、心に感動のショックの連続を与え続けたら、一休みしたくなります。

本村地区唯一のカフェ、カフェまるやで、豆腐カレーと美味しいスイーツでおなかを満たしながら、小さな島の上で繰り広げられている出来事に、改めて「おそれいりました」と、心の中でつぶやいてしまいました。

at 23:48│ 旅したコト