April 18, 2005

アンデルセン童話のテーブル

■北欧の有名な作家は?

今年2005年は、アンデルセン生誕200周年
アンデルセンといえば、人魚姫、マッチ売りの少女、みにくいアヒルの子、など、私達にもなじみ深い物語はいくつもあります。

昨年の夏休みに、長年のあこがれの土地、北欧をくるっと周ってきました。
コペンハーゲンでは、その時すでに、アンデルセン生誕200年を記念するイベントがちらほら。ローゼンダールというショップでは、ちょうど記念のマグカップとお皿が売り出され始め、街中では、イベントのトレードマークであるハートがぺたぺた貼られていたり、翌年のイベントを今から盛り上げていこう!という雰囲気が街のあちらこちらから伝わってきました。

■お皿の上の物語

先日、「スカンティップス」というPorcelain Paintingの教室の発表展示会へ行ってきました。後輩がこの教室へ7、8年通っていて、いよいよマスター(師範)のお免状を授与されたのです。(おめでとう!)

このお教室は、ロイヤルコペンハーゲン社でフローラ・ダニカのペインターとして10年間活躍されていた石井逸郎氏が主宰しています。独立後、東京にペインティングスクール「スカンティップス」を設立。日本とデンマークのスタジオを1か月おきに往復して、ペインティングの指導とオリジナルデザインによる新しい食文化の提案をしている方とのこと。

今回、アンデルセン生誕200年にちなみ、展示会のテーマは「アンデルセン童話のテーブル」。
マッチ売りの少女、人魚姫、ナイチンゲールなど、その童話からイメージしたものを器の上に描き、テーブル上で表現されているのです。

センスのよい招待状も、当日、会場に着くまでの気分を高めてくれます♪

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会場のFour Seasons Hotelのボールルームとホワイエは、美しく描かれた主役の器達で華やかに彩られていました。その主役達をニコライ・バーグマンのフラワーアレンジメントが、これまたステキに華を添えています。

彼のボックス・アレンジメントを初めて知ったのは、有楽町にエストネーションができた時。シックな黒の箱に詰められた花を見た時に、「こんなアレンジがあるなんて!」と、当時は衝撃的でした。それ以来、ちょっとした贈り物をするときには、時々利用していたのでした。

そのニコライ・バーグマンは、以前からこのスカンティップスのフラワーアレンジメントも手がけていたそうです。聞けば聞くほど、ステキなお教室♪

さて、後輩は、今回の展示発表会でマスター(師範)取得がかかっていたため、最終課題として、ひとつのテーブルを丸ごとアレンジする、という大作を手がけていました。そういう理由でテーマはアンデルセンとは別で、色彩豊富な「インコ」をテーブル上に表現していました。

テーブルを一目見た瞬間、繊細な色遣いと優しいタッチ、彼女の人柄がにじみ出るような柔らかいフォルムにすっかり心奪われてしまいました。「絵付け」といえば「花」、というイメージが強い中、彼女の表現する愛らしいインコが楽しそうにさえずっているテーブルは、センスの良さと優しさと明るさが見事に際立っていました。

とにかく、ステキ?!のひとこと。撮影禁止のため目に焼き付けて帰ってきましたが、また是非、手にとって見てみたい!毎週何かしらワクワクしていますが、彼女の次の作品を見るのが今からとっても楽しみです♪

at 00:25│ 日々のデキゴト