May 02, 2005

愛・地球博

■万博!

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GW前半は愛・地球博へ。

チケットの前売りを買ってもらっていたため、会期中に一度は足を運ばなければ・・・、とカレンダーを眺めていたら、このGWを逃すと、なかなか時間が取れないことが判明。

混雑するところはあまり好きではないのですが、話題のマンモスくらい見られれば十分!と言い聞かせ、重い腰を上げることに。

そんな調子だったので、下調べも他人任せ。とにかく、連れていかれるままに歩いてきました。

■いざ、会場へ

当日は、夏の天気のようにピーカン晴れ。会場内は33℃だったとか。
会場には木陰がほとんどないので、帽子・サングラス・うちわ3点セットは必携。真夏に行く予定にしている方には、万全の対策をオススメします。

あとでニュースを見たら、その日は開幕以来2番目の人出だったとのこと。朝9時開場、と聞いていたので、9時少し前に会場に着いたところすでに入場が始まっていました。行列が長くなりすぎたので、開場時間を早めたそうです。

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まずは、目指すマンモスへ!

マンモスを見るには、発掘に至るまでの解説を見聞きしてからでないと見られなかったそうですが、数日前から、正式な名前は忘れましたが、「超特急コース」なるものができていました。午前10時までに並べば、解説抜きでマンモスそのものをスイスイ見られる、というもの。

「マンモス・ラボ」へ直行したら、同じことを考える人々であふれかえっていました。それでも、その前評判通り、行列がスイスイ進んで拍子抜けするほど。

歩く歩道にのって進んでいくと、目の前にあのマンモスの頭がだんだん見えてきます。
立派な象牙がキレイに残り、優しそうにみえる眼差しや、おでこあたりにちょっぴり残っている毛なんか見てしまうと、1万年以上の時間の流れを感じさせず、自然の偉大な力に畏れ入ってしまいます。
マンモスの足裏がゴロリと横に置いてあり、ハジメ人間ギャートルズのマンモー肉を思い出しました。

さて、目的を達成してしまったら、あとはのんびりと外国のパビリオン巡り。

企業パビリオンは人気があるため、午前9時過ぎに入場した途端、「本日分終了」のアナウンスが・・・(みなさん、早いんですね)。企業モノはあっさり行くのをあきらめました。

外国のパビリオンでも、行列するほど人気のあるところはこの際避けて、スイスイ進んでいるところを選んで周ってみました。それでも、あとで数えてみたら20数カ所は行ったようです。少々、ハリキリ過ぎてしまいました。

■海外旅行さながら

各国のパビリオンは、それぞれのお国柄がにじみでていて、ちっとも飽きませんでした。
演出の仕方、趣向の凝らし方、テーマの選び方に特徴が現れていて、期待以上にワクワク。

それに、ほとんど全てのパビリオンでは、各国の代表的な料理やお茶・お菓子が楽しめるので、ついつい買い食い三昧に。アジアの国々のパビリオンをまわっているだけで、お昼ご飯が終わってしまいました。

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イギリス館はガーデンニングデザイナー達が庭を造っていたり、北欧館は予想通りのセンスの良さがキラリ。スペイン館の外観は、陶器でできた蜂の巣様のブロックで覆われていて、遠くからでも目立ちます。ロエベのショップまであり、シックな雰囲気の店内には、ハンドバックや小物から愛知博限定品まで並んでいました。

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イスラム文化むんむんのトルコ館の幻想的な雰囲気や、モロッコ館のブルーのモザイクも印象的。

モロッコ館では、バザール(市場)のようなエリアもあり、ミントティーを飲んだり、商人と値段の交渉をして買い物するあたりなんて、旅行気分が味わえます。

レジに肘をついて大きなお腹をせりだし、いびきをかきながら居眠りしている商人のおじさんを見た時には、仕込みかと思いました。

ヨルダン館では、「死海体験」を予約制で行っていて、その様子を2Fから見下ろすことができます。死海の泥パックも体験できるスパが併設されていましたが、これも長蛇の列。

横目で見ながら、ヨルダン名物、タイムと白ゴマがぎっしりのったフォッカッチャみたいなパンを代わりに買い食い。かなり気に入ったので、真似して作ってみようかな。

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元々人気があるという企業パビリオン以外では、藤井フミヤプロデュースの大地の塔長久手日本館ドイツ館などが長い列を作っていました。

午後7時を過ぎても、その3つは1、2時間待ちの行列が続いていました。

ドイツ館は、6人乗りの乗り物でパビリオン内を回るそうで、心惹かれたものの、その行列を目の当たりにしたら、とてもとても・・・。

やる気がなかった割には、歩き回って帰る頃には足がパ?ンパン。
終わってみたら結局は、心ゆくまで万博を満喫していたGW前半でした。

at 12:28│ 旅したコト