July 11, 2005

和の夕べ

■洋服屋さんで

「今度、お店で『和』をテイストにしたパーティをやるの。よかったら遊びに来て!」と、15年来の友人からのお誘い。

彼女の旦那様は、代官山のビスポーク・ギャラリーというテーラーのご主人。銀座のご実家は某老舗のテーラーだけあって、ビスポークの洋服には、生地からデザイン、製法に至るまで、職人さんのこだわりが感じられるものばかり。

私達と同世代のご主人の粋なセンスに魅せられて、芸能人やファッションに一家言ある方々にもファンの多いお店。

きっと、パーティにも、洗練されたオシャレな男女がわんさか集うんだろうな・・・。
男女問わず、洋服を上手く着こなしている人って、おおらかそうな余裕が感じられて、見ているだけで気持ちがいい。値段が高くても安くても、自分の中でいったん噛み砕いて身につけている人には、とても憧れてしまう。きっと目の保養になるに違いない!

それに、お洋服屋さんで和のテイストかぁ・・・。なんだか面白そう。

「ゆかたでもいいし、もちろんカジュアルでも大歓迎よ♪」と言われ、「それなら・・・」と2つ返事でお邪魔することに。

■ちょっぴり和に触れる

到着してみると、すでに何やら始まっている様子。旦那様かと思ったら、どうやら見知らぬ男性がスピーチ中。

店内の雰囲気もいつもと違う。男性モノのステキな着物がディスプレイされていたり、お料理も、和の雰囲気が伝わるステキなコーディネート。ろうそくの灯火がちらちらゆらゆら、なんとも風流。

妻である友人を見つけ尋ねてみると、今しゃべっている方は、カワイヨシロウさんという、きものを中心とした和のテイストを和装・洋装に生かしたデザインをてがけるお方とのこと。

カルロス・ゴーン氏が、2,3年前にMen's EXの表紙を飾ったときに着た衣装を製作したり、家庭画報やミセスにもたびたび取り上げられているらしい。経歴をみてみると、あら、同世代・・・。頑張ってるな。

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すると、お店の方が、「よろしかったら焼酎をどうぞ」とグラスを手に。

バーカウンターをみると、宝山の、それも見るからに手に入りにくそうなラベルのものが4種類。

仕込み水で割り水をし、冷やしておいたものをふるまってくれているそう。

ほどよく冷えているし、まろやかな味と風味が気に入り、ついつい飲み進む・・・。

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「ところで、このお料理、とってもステキ。どこにお願いしたの?」
「う?ん、私も会社のことは何も分からないの。気に入ったのなら写真でも撮っておく?」
「いいの?」
「もちろん!」

と、写真を撮ってみたものの、私の腕前がイマイチ。残念・・・。

そのお料理は万暦龍呼堂のものだと分かり、焼酎と共に楽しみながら、さぁお待ちかねの人物観察。

予想どおり、出席者はオシャレさん揃い!

ゆかたを格好良く着こなしている男性、スーツをビシーッと身につけ、ピンクの張りと上品な光沢のネクタイが印象的な男性、柔らかい色味の赤のシャツを着たサッカー選手のようなステキな男性と、スリムで長身のロングドレスをさりげなく着こなすカップルが印象的。

ビスポークの旦那様は淡いピンクのゆかたを堂々と着こなし、奥様は白のシャツとターコイズブルーのシルクサテンのフレアスカートで爽やかな装い。

う?ん、眺めているだけで楽しい?♪

すると突然、焼酎の蔵元、鹿児島・西酒造のご主人からごあいさつ。
「焼酎業界の革命児」として知られる西陽一郎氏とのこと。まさか、ご本人がいらしていたとは・・・。声に張りがあり、はきはきとしていらっしゃいました。

すると今度は、麻布・香雅堂のご主人が現れて、香木のレクチャーを開始。

白檀や伽羅の香木を私達へまわしてくれ、同じ白檀でも、産地が違うと香りがまったく違ってくる、などということを熱心に説明してくれました。

香道は今までやったことはないけれど、木の香をかいだ途端、心がほぐれていくような感じを体験できただけでも贅沢なひととき?。

その他には、雲龍という方の岩笛コンサートもあったり・・・、と、3時間があっという間。

友人のおかげで、「目の保養+和モノに触れる」という、とても貴重な時間を過ごせたことに感謝!チーズのことばかり考えていたこの頃、優雅な気分を味わい、すっかり気分転換になりました。

at 01:34│ 日々のデキゴト