October 10, 2005

九州・飲んで飲んで食べての旅

■まずは宮崎

目下、勤めている会社では、外資系企業といえども、毎年、company outingと呼ばれる社員旅行がしっかり行われています。金曜日はオフィスをクローズし、全社員そろって土曜日までの1泊で、というのが最近の定番。

今年は、3連休直前の金曜日から、宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートへ。
宮崎空港へ降り立ってみれば、曇りながらもジリジリと暑く、季節が1ヶ月くらい後戻りした陽気です。すぐさま、半袖になって汗ふきふき。「今日の最高気温は31℃ですよ」って、由紀さおり似のバスガイドさんが笑顔で言ってました。そりゃ、暑すぎです。

土曜日には、「焼酎蔵元めぐり」ツアーに参加。

目指すは、NHKの連続テレビ小説「わかば」の舞台となった日南市(見ていなかったので、どんな話か知らないのですが・・・)。

午前中に、日南酒造会館というところへ向かい、日南市近辺の蔵元13社の造る焼酎を試飲三昧。前の晩、遅くまで飲みすぎた皆、朝から迎い酒、といったところでしょうか・・・。

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その後、飫肥(おび、と読むらしい)地区を散策し、焼酎界(?)ではその名を知られている同僚とともに、王手門酒造の門をくぐり、これまた試飲、試飲。

ふと、ここの酒造が「焼酎の金平糖を作っていて好評♪」、という記事を読んだ記憶がよみがえり、店内を見渡したもののそんなモノは売っている気配がない。。。

一度、食べてみたいなぁ、と、お店の方に尋ねてみたら、蔵元では取り扱いがなく、宮崎市内のショップに置いてある、とのこと。

「ざんね?ん!」とあきらめていたら、「あのー、古くて香りがしないと思うんですが、見本がありますので、よかったら試食してみますか?」と、心優しいお申し出。遠慮なく、麦焼酎と芋焼酎の2種類1セットの金平糖の袋を開けてもらいました。

確かに香りはとんでしまっていたものの、試飲の焼酎と交互に味わってみると、自然の甘味がなかなか良いお茶うけならぬ、「焼酎うけ」にぴったりでした。

その日も蒸し暑く、お昼にはビールをごくごく。その後、櫻の郷醸造焼酎道場にて、芋焼酎の作り方を見学し、またまた試飲、試飲・・・。もはや、何を飲んだか覚えてません。

■そして福岡

その後、空港で皆と別れ、福岡在住の友人に会いに3連休をフル活用です。せっかく九州にいることだし、久しぶりに顔を見て話したかったし。

宮崎から飛行機に乗ったら、福岡まであっという間。アルコールを飛ばす間もありませんでした・・・。その晩は、「つり魚料理・ちどり」、という友人オススメのお店へ。ホークスの選手達も時々顔を出すお店だそうです。

そこで、活きイカのお刺身、馬刺し+たてがみ(毛ではなく、生え際のいわゆる「えんがわ」の部分)など、東京ではめったにお目にかかれない食材に舌鼓を打ちつつ、話は弾み、焼酎にも手を伸ばし・・・。

翌朝、それでもすっきり目覚めると外は快晴!原鶴温泉というところへ向かうとそこは、澄み切った清流、瑞々しく香り高いお蕎麦、肌が1分もするとすべすべになる温泉など、心をぐっと捉えるポイント満載の場所だったのでした。

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2日間の滞在を終え、友人と別れを惜しみ、空港へ向かい、大好物のROYALのスイートポテトや、気になっていた甘熟トマト和ゼリーを買おう、とおみやげ売り場をぷらぷらしていたら、フロアの一番奥のショップにチーズという単語を発見。

普段なら見過ごすような控えめな看板でも、自分の意識が変わると目に入ってくるものも違ってくるんだなぁ。

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近寄ってみると、それは「チーズ明太子」。

明太子はとりたてて好きという訳ではないし、「チーズを使ったなんとか」って、当たり外れが大きいし、買うほどのものでもないか・・・、なぁんて考えてたら、お店の方が試食をさせてくれました。

これが意外にもイケる!小龍包のようなチーズの皮が、見た目以上にクリーミィだし、味わいも悪くはない。一口サイズでかわいらしいし・・・。ということでお買い上げ!です。

こうして駆け足ながらも、九州・秋の旅はおしまい。友人がいる間に、もう一度ゆっくり訪ねてみたいところです。それにしても、今回は飲みすぎました。反省。

at 23:27│ 旅したコト