November 21, 2005

初冬のチーズ強化週間:その1

■シェ・ラ・タント

チーズ愛好家なら、きっと一度は手にしたことがある「チーズ図鑑」。その本でも有名なチーズ研究家、山田友子さんがオーナー・シェフをつとめるビストロ、シェ・ラ・タントへ行ってきました。

ちょうど、「チーズとワインの相性の会」というイベント期間中とのことで、友人の美食家夫妻にお誘いいただきました。旦那さまが行きつけにしているそうで、彼は山田さんとはすっかり顔なじみの間柄です。

山田さんは、フランス各地の有名レストランで修行をされ、某有名デザイナーのハウス・シェフもつとめたことのある経歴の持ち主。チーズに詳しいだけではなく、お料理の腕前も本格的です。

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今回はチーズを楽しみたいね、ということで、料理は控えめに1皿ずつ。そして楽しみにしていたチーズは以下のとおり。

・ トム・ド・シェーヴル ダルパージュ
・ サレール
・ アボンダンス ダルパージュ


どのチーズも、サヴォワ地方やオーヴェルニュ地方のもの。高山植物を夏の間にたっぷり食べた牛や山羊のミルクで作られたチーズです。

ひとつ目のチーズは今まで食べたことがなく、かつ、私が少々苦手としているシェーヴル(山羊)チーズ。苦手というよりは、美味しいものとそうでないものの差が激しくて、本当に美味しい!という確信がないときは、恐る恐る口に入れていたのでした。

ところがところが、このトム・ド・シェーヴルには大感激!味わいは穏やかで、むっちりとした感触は私の一番好きなサン・ネクテールというチーズそっくり。山羊くささもほとんど感じられず、旨みが口中に広がって美味しい?!の一言。これならどんなに大きくても、丸ごと1つ食べてしまいたいほど。

山田さんに伺うと、「これはサヴォワの山で作られたチーズで、その土地でほとんど食べられてしまうの。パリにも出回らないくらいよ。ロワールの山羊のチーズとは全然違うでしょ?」とのこと。おっしゃるとおり!

2つ目と3つ目のチーズは、どちらも食べたことがあって、とても好きなタイプ。今回は風味が非常に際立っていて、ミルクのとってもいい香りが口中にふわ?っと広がるようでした。もぅ、うっとり。

シェ・ラ・タント(おばちゃんち)、という店名どおり、気さくな山田さんとチーズに詳しい女性1名のおふたりで切り盛りされているこじんまりとした居心地のよいビストロです。次回は、お料理もあれこれいただきたいなぁ。

「ビストロ・シェ・ラ・タント」
 千代田区九段南3?6?9
 03-3263-0670
 11:30?14:00 18:00?21:30

■そして、モンドール焼き

念願かなったモンドール焼き!

チーズの学校主催のモンドール食べ比べに参加し、フランス産とスイス産のモンドールを楽しんできました。
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フランス産のモノは無殺菌乳、スイス産は殺菌乳を使用していたり、表面を洗う回数が違うので、表皮の色もかなり違いがあります。これは好みの問題ですが、個人的には、フランス産のモンドールが好きかな。

両方の試食を楽しんだあと、いよいよモンドール焼きの準備。
ニンニクのみじん切りと白ワインを注ぎ、パン粉を散らします。そして、木箱をアルミ箔で覆ったら、あとはオーブンに入れて焦げ目がつくのを待つばかり。

う?ん、いい香り♪おなかが一杯でも、この香りについつい手が伸びてしまいます。秋も深まり、冬の足音が聞こえだした季節にはまさにオススメ。これから12月にかけてホームパーティが目白押しですが、間違いなく、あと何回かは食べるつもりでいます!

at 01:38│ チーズまわりのコト