May 22, 2006

チーズ講師デビュー!?

■ドキドキ・・・

チーズの先生の都合が悪くなり、ピンチヒッターとしてチーズ講師代理を務めることに。

サロンの主宰者、ワイン、チーズなどの講師総出で、参加者のみなさんに食事を楽しんでいただこう、と、月1回開催されているグランマリアージュという講座です。

他の講師陣がいるので心強いものの、何せ人前でチーズを教えるのは初めて。先生が作ってくれた「台本」を頼りに、当日を迎えたのでした。

今回のテーマは、「イタリア中・南部」。

イタリア料理のシェフが料理を作り、ワイン講師がその地域のワインを紹介し、そしてチーズ講師がそれに合わせてチーズを紹介する、というもの。

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チーズは主にトスカーナ州のものを3種類。

昨年書いた試食シートを引っ張り出し、「そうそう、このチーズにはこういう美味しい食べ方があったな・・・」とか、「こう説明したら、こんな質問がでるかも・・・」と、準備だけは入念に。

指定された時間よりも気持ち早目に教室へ入ると、キッチンではシェフとアシスタントの方々が料理の準備で大わらわ。

「こんにちは?。今日はよろしくお願いします!」とごあいさつ。そして先生から拝借したエプロンを身に着け、負けじと早速、チーズの準備です。

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チーズカットに慣れていないので、20名分を用意するにはきっと時間がかかるだろうなぁ、という見込みが当たり、余裕を持って教室へ入ったのがよかった。

手伝ってもらいながらカットを済ませ、ふ?っと一息ついたら、ちょうど開始時間になっていたのでした。ギリギリセーフ。

そしていよいよ講座開始!

まずはワイン講師がイタリアの食の特色を解説。フランスやスイスに通算11年駐在していた方とのことで、ヨーロッパ事情に詳しく話も興味深い上に、当然ながら、話し方のスピードや声の調子がすばらしい!

「うわぁ、話は面白いし、教え方も勉強になるなぁ?」と思った瞬間、「いや、待てよ。こんな方の後に話をするのはかなり辛いぞぉ・・・」と、内心、あせる私。

その後、また別のワイン講師がワインの解説を。こちらも当然ながら、話も上手いし、ワイン周辺のネタも豊富。「へ?」、「ほ?」、「なるほど?」、と思わせる話が散りばめられ、ますます怖気づく私・・・。

でも今更何が出来る訳でもなし、やるしかないでしょ!と、腹をくくり、いざ出陣です。

話し始めたら、自分でもびっくりするくらい落ち着いてしまい、途中から、話をするのが楽しくなってしまうほど。参加者の方々が、チーズを説明する度に、「へ?」などと感心している様子を見ていたら、嬉しくなってしまう始末。

特に、「トリュフ入りのチーズ」を説明しているときは、ちょっとしたざわめきがおこり、このチーズを選んでおいてくれた先生に内心感謝したのでした。

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任務が終わると、すっかり気が楽になり、あとは皆さんと一緒にワインを飲んだり、食事を楽しんだり・・・。ようやく場の雰囲気を味わう余裕が出てきました。

アットホームな雰囲気のサロンなので、参加者の方々も和やかで、楽しい方ばかり。話を聞いてみると、常連さんが大半だったようで、私ときたらそんな方々にチーズの解説をしていたとは・・・。

それでも、「このチーズ、初めて食べたんですけど、とっても美味しいですね?」という感想や、「トリュフって、イタリア全土で採れるんですか?」と質問を受けたり、偶然参加していた飲み友達からは、「こっちも聞いていてドキドキしちゃったけど、とってもよかったよ!」とお世辞を言ってもらったり・・・。様々な反応があって、ほっと一安心。

持ちネタが少ない、チーズカットが遅くて下手、など課題がたくさん見つかりましたが、また機会があったらやってみたいなぁ、と味をしめた講師デビューでした。

at 01:23│ チーズまわりのコト