July 17, 2006

シャンパーニュづくし

■Champagne大集合!

胃袋つながりの友に誘われて、魅惑のシャンパーニュ持寄り会に参加。

主催者は、YahooとGoogleで「フレンチ」と検索すると、一番上に表示されるS氏(名刺にもそう書いてあるのです^^)。友人がS氏と昔からの知り合い、ということもあり、ワイン勉強中の私に声をかけてくれた、という次第。

参加者12名がそれぞれ1本、選りすぐりのシャンパーニュを持参するとのこと。

シャンパーニュに埋もれた経験はなく胸トキメキながらも、何のアイデアもない私はさぁ困った・・・。そこで、先日友人に紹介してもらった「1000のチーズ」のワインプロにお伺いを立てることに。

タイムリーにも、その彼女が書いたシャンパーニュの紹介記事が、レストランウェディングという雑誌に掲載中とのこと。その記事のPDFと共に、オススメのシャンパーニュをいくつか挙げてくれました。

その中から選んだのが、ラルマンディエ・ベルニエというもの。

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ブドウの栽培から醸造まで、一貫して行う家族経営のシャンパーニュで、初搾りの果汁だけで造られているもの。今、流行りのヴィオデナミ(自然有機農法)で造られている、というのも魅力的。すっきりしたシャープな味わいで、蒸し暑い季節にはピッタリ。

ということで、このシャンパーニュを抱いて、S氏の経営するビストロのひとつへ友人と一緒に向かいました。

いざ集まってみたら、12名誰ひとりとして同じシャンパーニュを選んできた人がいない。す、すごい!

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下・左から2番目はF1レースの公式シャンパーニュ。表彰台で思いっきりシェイクしてプシューッと栓を空けている、あのシャンパーニュです。

早速、1本目のDiebolt Valloisのblanc de blanc(白ブドウのみから造られるもの)を。口に含んだ途端、シャルドネのボリュームのある熟成感に、すっかり優雅な気分に。あまりにも美味しくて、一気に飲み干してしまうほど。

こんな調子で目の前の2つのグラスに次から次へ、シャンパーニュのわんこそば状態。初めの5種類ほどは違いを楽しめたものの、もう、途中からはどれがどれだかさっぱり・・・。ただただ楽しいおしゃべりに熱中です。

S氏がガイドをつとめるサイトにて、「よく分かる政治」ガイドを長年つとめていらっしゃる方とも同じテーブルに。アメリカとの関係、税金、日本の政治家などなどについての興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。シャンパーニュだけでなく、政治のワンポイント講座まで!

また、シェフがシャンパーニュに合う料理を・・・と、腕によりをかけてくれたお料理も次から次へ。

S氏が八ヶ岳で収穫してきてくれた野菜が、もぉどれもこれも本当に滋味深い。ハーブなどの香草類は青々していてたくましい。苦味も際立ち個性がくっきり。野菜も甘味や酸味がきっちり出ていて、特に、フォワグラの下に敷いたズッキーニの甘味は、ソーテルヌ(甘口の貴腐ワイン)の代わりをしてくれている!と思った程。

参加者のみなさんと感激しながら堪能しているうちに、12本+α(S氏が1本追加してくれていました)のシャンパーニュはいつの間にかすべて空っぽに・・・。

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圧巻!こんな贅沢なことが出来るのは、ワイン好きが集まるからこそですね。お腹も満たされシャンパーニュ漬けにもなり、ふ?、ため息。

と言いつつ、友人と私はその足でスペインバルへ寄り道を。生ハムやピンチョスをつまみながら軽く一杯飲み、それから帰途についたのでした。あ?、幸せ♪食のペース・好みの合う友人は、私にとってはひじょーに大切です。

これを読んで引くこともなく「私もついていける!」「ボクも!」と思った方々、ぜひ、これからもご一緒しましょう♪お互い健康に気を付けながらね。

at 23:14│ ワインのこと