February 2005

February 28, 2005

バブーシュ

■マティス好きが高じて・・・

「自分基準」で美しい!と思うものは、見ているだけで幸せな気分になります。
その中のひとつは「絵画」。

特に大好きな画家は、デュフィとマティス。どちらの画家も南仏を題材にしたものが多く、作品を見ていると、色彩の大胆さと明るさに、ず、ず、ずーと時間を忘れて引き込まれていきます。

デュフィは、12、3年ほど前に、たまたま入った下北沢のポストカード専門店「BCL pictorial network」で、「黄色いコンソール」という絵のカードを見つけて以来ファンに。鮮やかな黄色の使い方に、一瞬で魅了されてしまいました。その後偶然にも、立て続けに2回、Bunkamuraとニューオータニ美術館で「デュフィ展」が開催され、作品を見れば見るほど、お気に入りに。

デュフィの作品は、ニューオータニの前会長・故大谷米一氏が「オータニコレクション」として収集していたため、鎌倉大谷記念美術館にも多数展示されています。瀟洒な洋館で見る絵は、美術館とは違った雰囲気を味わえます。お散歩コースにもオススメです!

マティスはあまりにも有名ですが、やはり同じ頃から自然と好きになっていました。美術館のショップで、「黄色と青の室内」というリトグラフに一目ぼれしてしまい、ドキドキしながら手に入れてしまったことも・・・。

南仏ニースには、デュフィのアトリエがあり、マティス美術館もあります。作品に描かれている南仏の光と影、風景をどうしても見てみたくて、コートダジュールを訪れたこともありました。

■足元だけでもモロッコ気分♪

マティスの経歴をたどると、ほんの一時期、冬にモロッコに滞在していたようです。マティスの絵を見ると、「黒」がちょくちょく使われているのに気づきます。モロッコ滞在を転換点に、「黒」を闇の色ではなく、光の色として使うようになった、とのこと。戸外の強烈な光を「黒」で表現する、という発想に興味があります。

そんなことを知ってから、「モロッコも見てみたいな」と思うようになりました。今のところ具体的なプランはないのですが、いつ行っても楽しめるように、普段から「モロッコ」に関しても、それとなくアンテナを張っているところです。

旅特集がお気に入りのFIGARO japonでは、2003年11月にモロッコが特集されました。そこで、遅まきながら「バブーシュ」という、モロッコ伝統の羊の皮製の履き物のことを知ることに。

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先が尖った形のものや丸いもの、皮以外にも布製だったり、バリエーションは豊富のようです。モロッコでは多くの人がこのバブーシュを履いて町を歩いているほか、フランスのB.C.B.G.の間では、マストアイテムとされているのだとか。

ちょうど室内履きを探していたところだったので、そのことを思いだし、試しに買ってみることに。ハンドメイドのため、左右の形が微妙に違いますが、履き心地はバツグン♪

革がなめらかで柔らかく、土踏まずにはクッションが入っていて、とても気持ちイイ・・・。足に吸い付く感覚です。冷え性で、家の中では靴下を必ず履いているのですが、このバブーシュは暖かい肌触りで、素足でもOK!逆に、夏はひんやりとするみたいで、心地よく履けるそうです。それに、甲のキラキラな刺繍も、履いているだけで楽しい気分にさせてくれます。

近いうちに行くことを夢見て、まずは足元から、モロッコ気分を味わっているところです。

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February 21, 2005

柚子茶(ユジャチャ)

■韓国といえば・・・

書く必要のないほど、いまや日本ではすっかり韓流ブーム。
ソウル在住韓国人の友人からは、「春川(冬ソナのロケ地)へ旅行に行ったら、日本人がまだまだた?くさんいたよ!」と、半ばびっくり、半ば面白がっているようなメールが届きます。

個人的には、韓国の食べ物、飲み物に興味津々!

15年以上前のことですが、「石焼ビビンバ」を日本で出しているお店が少ない頃、横浜の山手にあるBarが出しているらしい、と聞きつけ、車を飛ばして(もらって)食べに行ったことも。

10年前に、眞露ガーデンが六本木にオープンしたときには、キムチを作る講習会にも参加したことがあります。ひとりずつ白菜丸々1個を使い、手袋をはめて粉唐辛子やアミの塩辛などをミックスし、ぺたぺた塗りこんで・・・、と大奮闘。
(現在、料理講習会は新宿に移り、コースも増えているみたいです)

それにオフィスのある赤坂界隈には、美味しい韓国料理屋さんが豊富♪ランチ時には、目移りしてしまいます。目下、お気に入りのお店は呉氏カムジャタンというお店。カルビラーメンは、骨付き肉がゴロゴロ入っていて、さわやかな辛さもあり、すっかり病みつきです。

■茶葉を使わないお茶

初めてソウルへ行ったときに、すっかり気に入ってしまったのが「韓国茶」。

仁寺洞(インサドン)という、骨董品やギャラリーが並ぶエリアに、耕仁美術館(キョンイン ミスルグァン)という伝統美術を扱うギャラリーがあります。その一角に、韓国の伝統茶を味わえる「伝統茶院(チョントン ダウォン)」という喫茶店があり、そこで飲んだナツメ茶がきっかけです。

歩き疲れた体に、ほんのり甘いナツメの風味がしみいって、ほっと一息♪ポットに入れて日本に持って帰りたいほどでした。

韓国では茶葉を使った緑茶以外にも、植物の実、根、果物などを使ったお茶も親しまれていて、健康に良い!ということからも、根強い人気があるようです。

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■簡単!柚子茶の作り方

韓国ブームもあって、韓国茶の飲めるお店も増えてきました。飲む機会が増えるほど、「作ってみた?い魂」に火がつきます。とはいっても、ナツメ、カリンなど、材料を手に入れるのが面倒なものがほとんど。そこで、簡単に手に入る柚子で作ってみることにしました。

<材料>
柚子2コ、ハチミツ100?120g、砂糖適宜、レモン汁1/2コ分

<作り方>
1. 柚子は皮をむき、薄皮と種も取り除いて、実をほぐしておく。
2. 柚子の皮は、せん切りにしておく。
3. 鍋に1と2を入れ、ハチミツ、砂糖、レモン汁もあわせて入れる。
4. 弱火にかけ、泡がぷくぷく出てくるまでかきまぜる。
5. とろりとしてきたら、火を止めて冷ましたらできあがり。

本来の柚子茶は、柚子の皮だけを砂糖漬けにして数日置いておくようですが、そこまで待ちきれない!それに砂糖を大量に使うのも、気が進まない・・・。という訳で、「金柑のハチミツ漬」の要領で作ってみました。

今回使ったハチミツは、ハチミツ専門店L' abeilleアカシア。クセがなくさらりとしていて、カンタンな柚子茶が美味しく仕上がりました♪

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さぁ、いただきまーす!
愛用のマグカップを脇にどかし、韓国伝統茶器を引っ張り出してきました。小ぶりでぽったりした器に、同じ陶器製の茶漉し+フタがついたものです。これだけで韓国気分むんむん。

柚子茶をカップにたっぷり入れ、お湯を注ぎます。う??ん、たまらなくいい香り♪深呼吸しながら飲むと、胸の底からほ?っとします。リラックス効果はバッチリです。

いい香りのモト、リモネンという成分は新陳代謝を活発にし、血管を拡げて血行を促進してくれるそうです。また、柚子に含まれるビタミンCの含有量はとても豊富で、特に皮の部分に多く含まれているとのこと。柚子茶にして丸ごと食べてしまうのは、理にかなっているんですね。

ウイルスの飛び交う季節、ビタミンCたっぷりの美味しい柚子茶で、風邪をふきとばしましょう!

at 00:06|Permalink 舌がよろこぶモノ 

February 14, 2005

TOUCHのタオル

■プレゼントの定番に!?

後輩が結婚することになり、ささやかではありますが、お祝いの品を用意しました。
慶びゴトのお祝いを考える、というのは、自分も幸福のおすそわけを頂いているようで、いつも楽しいものです。今回は、TOUCHというタオル専門店で、バスタオルを選び、イニシャルを刺繍してもらうことに。

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刺繍の色で好きな組合わせは、ゴールド&シャンパンゴールド。白地のふんわりしたタオルにあまり邪魔にならず、上品に仕上がる気がするのです。

TOUCHを見つけたのは、昨年の夏。
タイ人の友人からメールがあり、バンコクに住む日本人男性と結婚した、との報告が。

簡単にお祝いに駆けつけられる距離ではないし、何かお祝いを・・・、と探していたときでした。

ネットで検索してもピンとくるものがなく、普段から雑誌をほとんど読まないので、これといった情報源もなく、ふらふらと歩いていた時に、たまたま前を通りかかったのでした。海外へ送るので、壊れにくいもの、という条件にもピッタリ!

その時もタオルに刺繍をしてもらい、さんざん考えた結果が例の色の組み合わせ。出来上がりを見たときには、想像以上の美しさに飛び上がって大喜び♪
それ以来、「贈り物をするなら、ゴールド&シャンパンゴールドの組合わせだな」、と心に決めていたのです。

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「TOUCH」という店名にもあるように、手触りの感覚でタオルを9種類に分類して、ディスプレイしてあります。

ふわふわしたCloud touch、 なめらかなSilky touchなど、中には、ごわごわしたBulky touch、というのもあります。

その他に、中国の奥地、新彊(しんきょう)ウイグル地区でとれる「新彊綿」で作られたタオルもあります。

良質な綿花が育つ環境の下、収穫時には一つ一つ丁寧に手摘みされるそう。前年にとれた綿を使った「新彊ヌーボー」というタオルも、毎年作られるそうです。こちらは「とれたて」という訳ではありませんが、ワインのボジョレーヌーボーみたいですね。

ともあれ、Tちゃん、末永くお幸せに!!

■プレゼントつながりで・・・

話は変わって、2月14日はバレンタインデー。

義理チョコの存在はまだまだ根強いものの、自分向けの「マイ・チョコ」や、友人同士でプレゼントし合う「友チョコ」のやり取りも増えているそう。

今年もらった「友チョコ」は、紅茶を使った生チョコレート♪(どうもありがとう!)
バレンタイン限定商品だったそうで、既に3連休中に売り切れてしまっているそうです。残念。

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最近は、ショコラティエが大盛況!チョコレートもますます高級化してきたし、パッケージデザインもステキなものが多い。
でも、ふらっとお店を覗こうにも、そんなお店は、この時期大混雑・・・。「マイ・チョコ」は、時期をずらして探すことにします。

at 00:12|Permalink 使って楽しいモノ 

February 07, 2005

アイスワイン

普段からワインを飲むのが大好き!

外食時にはもちろん、週末は家ご飯の時でも、ついついボトルの栓を抜いてしまいます。
ボルドーやカリフォルニアのシャルドネが特に好き♪

外食時には憧れのワインを楽しむこともありますが、自宅用には、お手頃価格で美味しそうなワインを見つけては、まとめ買いして楽しんでいます。もっぱら「飲み専門」なので、一向に詳しくならないのですが・・・。

■自然に凍った完熟ブドウから造られるワイン

「アイスワインというものがある」、とは、どこかで聞いたことがありました。でも現物を見たことがなかったし、なんとなく邪道のような気もしたので、聞いたときはまったく興味もわかず、それ以来すっかり忘れていました。

先日、何気なく立ち寄った酒屋さんで、突然目に飛び込んできたのが、そのアイスワイン

お店のディスプレイもよかったのか、ずらりと並んだ何種類ものアイスワインのボトルが美しくて、釘付けになってしまいました。

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「どんなお酒なんだろう?」と、眺めていたら、お店の人が試飲を勧めてくれました。

リラックスするような香りがふんわり立ちあがり、とろりと甘く、デザートワインそのものです。

「外では時々飲んでるし、自宅用には要らないな・・・。」
その場を離れようとしたら、
「このワインは、カナダのNiagara-on-the-Lakeという所で、自然に凍ったブドウから造っているんですよ」と、お店の人が説明を始めました。

Niagara-on-the-Lake?
10年以上前のことですが、トロントでホームスティをしていた時、そこへはドライブがてら何度か遊びに行ったことがありました。急に、このワインに親しみが沸いてきます。
言われてみたら、「アイスワイン」のことを耳にしたのは、その時のことだったのかもしれない、という気がしてきました。

■-8℃以下の日の早朝に!

よくよく聞いてみると、このワイン、出来上がるまでの作業が大変に過酷。
・高品質のブドウを木に房をつけたまま完熟させるので、収穫前に鳥や虫に食べられてしまう
・凍ったブドウから取れる果汁が少ないので、通常のブドウの8倍の量が必要
・収穫と搾汁は、極寒の早朝にしなければならない(キビシイ?)それも、一房ずつ手作業で!!

それだけに希少性が高く、高価となってしまうようです。

完熟したブドウが寒さで凍ると、果糖分がギュッと凝縮されます。それを絞ると、水分が氷として残るので、濃厚な香りと甘味のあるワインに仕上がる、という訳。

ボトルの下の方にある「VQA」というマークは、カナダのワインメーカー間で結ばれた品質協定のこと。フランスのAOCや、イタリアのDOCにあたるもの。
VQAの基準では、-8℃以下の日に収穫し、造られたアイスワインだけがマークをつけられるとのこと。ブドウが確実に凍るのが-8℃だから、なんだそうです。ブルッ。

カナダびいきでもあるし、そんな話を聞いてしまったので、お財布のヒモがゆるんでしまい
ました。買ってみたのは、Vidal Icewineという白アイスワイン。
ハチミツのような甘さもいいし、なんと言っても香りがよい!このままず?っとかいでいたい・・・。

ちっちゃいボトルだったので、すっかり空にしてしまいました。
アルコールの苦手な人にもオススメできそうです。
いくつかのワイナリーが造っているようなので、他のアイスワインも試して、お気に入りの1本を見つけてみようと思っています。

at 00:04|Permalink 舌がよろこぶモノ