December 2005

December 26, 2005

2005年〆にあたり

■クリスマスの夜に・・・

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クリスマス当日は、クリスタルヨットクラブにて、毎年恒例になりつつあるクリスマスパーティに参加。

私が人生のお手本としている女性2人のうちの一人、KIMIKO先生主催のパーティです。

みんなドレスアップしてくるので、今年、ドレスを買いに行く時間(とお金)のなかった私は、7、8年前に衝動買いしてしまった黒のロングドレスを引っ張り出すことに。

当時、ドレスを見た途端、「わー、こんなドレス着て、ステキな男性に車でお迎えに来てもらって、ヨーロッパとかでパーティに参加したり、オペラ観にいきたいなぁ・・・」というシチュエーションを思い浮かべたラブリーな私。

試着するのはタダ!とばかり、ささっと着てみると、ますます夢は膨らむばかり・・・。つい、お財布の口を緩めてしまったのでした。でも、現実はそう甘くはない!夢見ているうちに、すっかりクローゼットの肥やしになってくれました(笑)。

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さて、そのドレス。背中がウエストまでぱっくり開いたところに、クロスした紐がアクセントになっているもの。デザインがシンプルな上に、ジャージー素材なので体にぴーったりフィット。

7、8年前ならまだしも、寄る年波にもまれた体型は、うーん、かなりヤバイ・・・。やむなく、ストールで身を包み会場へ。

まぁ、会場はとても華やいだ雰囲気。デコルテを思いっきり露出したドレス、ビーズの刺繍を一面に施されたドレス、などなどを身に着け、各自思い思いにドレスアップ。

あまりに華やかなので、ぱっくり開いた自分の背中なんて、どうでもよくなっちゃいました。ということで、席に着いたらストールはポイッ!これからは、普段着にでも着ていけそうな心持ちになってしまいました。

乾杯をし、友人達とも和やかに食事をしていると、窓の外で花火の連打。そういえば、1年前のパーティでも花火が上がってたなぁ・・・、と思い出し、この1年ももうすぐ終わるんだなぁ、と感慨にふけった夜でした。

そして来年は、いよいよKIMIKO先生のお手伝いを始める予定です!初夏までに準備を進め、夏の終わりから秋頃には活動開始できればいいなぁ、なんて思っております。

来年の目標を3つ絞ったところですが、これは、そのうちの1つです。さぁて、どれも思惑通りに進むでしょうか?行動あるのみ!ですね。みなさんは、どんな夢や目標を立てましたか?

■今年最後のブログです!

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いよいよ今年も残すところあと1週間。このブログを始めたのは、ちょうど1年前のことになります。

何気なく話していたあっこさんから、「なをみちゃんって、しょっちゅう、いろんな人からいろんな事を『教えて!』って言われるよね?だったらいっそのこと、ブログにして発信しちゃえば?」と言われたのがきっかけ。

始めてみたら、発信する内容は濃くなかったものの、週に1回更新するっていうことで、それまでだらだら流れていた毎日が、リズムを持って流れていくようになった気がしています。

また、ズボラのため、なかなかブログを開くこともなく、それなのにたった週1回の更新で、この1年、延べ1万人以上の方にご訪問いただきました。純粋にうれしいです。どうもありがとうございます!今後もマイペースでまいりますので、引き続き、どうぞご愛顧くださいませ。

背中を押してくれたあっこさんに、とても感謝しています!この場を借りてお礼の気持ちをお伝えします。

そして少しばかり早いですが、来年も、みなさまに多くの幸せが訪れますように・・・。良いお年をお迎えくださいね。

(写真のカレンダーは、びーとさんの友人、Denaliさんの作品です。とーっても気に入っています♪)

at 01:13|Permalink 日々のデキゴト 

December 19, 2005

来年の手帳

■定番の手帳

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年末の恒例、翌年の手帳選び。

去年あたりから、「夢をかなえる手帳」だとか、「著名人の手帳公開!」など、手帳に脚光が当たってきています。

自分のありたい姿や目標を記して、それに向かって行くためのツールとして使うなど、ただのスケジュールを記入するものだけではないらしいですね。

ひと昔前は、Filofaxの使い勝手のよさをよく耳にしたものです。当時、私の周りの人達のほとんどがそれを使っていました。

最近はほぼ日手帳なども出てきて、ますますヒートアップした感がありますが、手帳を変えてみたい!と思っている人には、嬉しいやら悩ましいやら・・・なんでしょうね。

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私の定番はQuo VadisのItalnote。1997年から使い始めて今年で9冊目。来年めでたく10冊目を迎えます。

毎年レフィルを買ってきて、同じく使って9年目になるLouis Vuittonのカバーに入れ替えて使っています。

当初、このカバーありきだったので、このサイズに入るちょうどいい大きさの手帳を探していたところ見つけたのがQuo Vadisだったのでした。

1990年代はブルーの紙で書体も私好み。見開き1週間のヴァーチカルタイプで、メモの部分もたっぷり。見やすい上に、とても使いやすかったのです。

ところが、2000年になったら突然このシリーズが消え失せてしまい・・・。正確にいうと、使っていたサイズでは製造されなくなってしまい、他のサイズで紙の色を白に変え、生き延びているんですけれどもね。

やむなく同じサイズでヴァーチカルタイプのItalnoteを選んで使い、今に至るという次第。なにせ、カバーありきですから。

でも使っているうちに慣れてきたのか、自分なり使い方をちょっと工夫してみたりすると、なんだかんだ言っても手放せなくなってきました。普段、小さめのバッグを持ち歩いているので、手帳はスリムでないと困る、ということもあり・・・。

年間スケジュールも立てやすいし、時折、付属の世界地図を眺めては「今度はどこへ行こうかな?」と考えるのも楽しい。西暦と和暦の早見表も便利だし(明治時代から載ってる!)、1976年からのフランスワインのヴィンテージの点数が地域別に掲載されていたり(この出番はほとんどありませんが・・・)と。

来年2006年は区切りのよい10冊目。来年の終わりごろには、次の10年に向けて手帳を変えてみるのもいいかな、とも思っているところです。さぁ、来年はどんな年になるのでしょうか。

at 01:42|Permalink お気に入りのモノ 

December 12, 2005

ある師走の週末

■Time flies!

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12月の声を聞くと、理由もなく浮き足立った気分になってしまいます。

楽しい食事やホームパーティのお誘い、年を越すための買い物などなどで、あっという間に毎日が終わっていきます。

「今年1年、どんな年だった?」「来年はどんな年にしようか?」って、ゆっくりと考える時間も欲しいなぁ、と思いつつも・・・。

この週末も、そんな師走気分の1日でした。

11:00AM: 来年、始めようかどうしようかな・・・、と迷っているコトについて、その道のプロの方のお話を聞いてみる。よし、前向きに考えてみよう!

12:30PM: 今晩お招きを受けている美食家夫妻への手みやげを選びに、ツッカベッカライ・カヤヌマへ。

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1:15PM: Cafe Daisyのテラス席にて待ち合わせ。ゆっくりとお気に入りの週末ブランチを。

ここのブリオッシュのフレンチトーストが大好きだけど、今日はスパークリングワインが飲みたい気分だったので、セットでスパークリングを選べるブランチに。

ここのテラス席は、都内の中でも私のお気に入りのひとつ。天気の良い日に週末ブランチを2?3時間かけて楽しむと、いつも疲れが吹っ飛びます。

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4:00PM: 別の友人と帝国ホテルで待ち合わせ。
超有名な占い師さんとのアポが前日に突然取れ、運勢をみてもらう。

彼の顧客リストには、某国の大統領、日本でも有名芸能人など、そうそうたるお歴々が並んでいるそう。

その方の活動の拠点はヨーロッパの某国。その他、中国の方なので上海にも拠点があり、東京へも時々いらっしゃるとのこと。今回はその来日のチャンスに紛れ込ませてもらい、運よくみていただく機会に恵まれました。

ちょうど最近、あまりにも「偶然の出会い」話が立て続き、そんなことはよくあること!と普段から思っている私でも、あまりの驚きと怖さに、開いた口がふさがらなかったことが・・・。

この状況の意味するところを知りたくて、誰かに相談してみたかったところ、タイムリーにもこの占い師さんを紹介してもらうことができたのです。これも、偶然は必然の出会いなのか!?

そして、結果のほどは・・・。ふふふ、大いに納得!気持ちがすっきりした上に、来年からの運勢がとても待ち遠しくなってしまいました♪

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6:00PM: 美食家夫妻宅での鍋パーティへ。

竹の節でできた特注の器に盛られた先付に感動し、後に続く鳥つみれ鍋では、具材の美しい盛り付けに歓声をあげ、出汁や鳥つみれの美味しさに舌鼓を打ち、〆には一保堂の抹茶と共に和菓子を楽しみ・・・。

・・・ここは紛うことなく料亭でした。

0:00AM: いい気分で帰宅。

それでは、おやすみなさい。

at 01:25|Permalink 日々のデキゴト 

December 05, 2005

スティーブ・ジョブスのスピーチ

■点と点を繋ぐ

うんと年の離れた後輩から、時々、ランチのお誘いを受けます。彼女と話をすると、私がちょうど考えていた事についてのヒントをもらったり、新鮮で目の開かされる事を教えてもらったり、毎回、自分の中に新しい空気を吹き込んでもらうようです。

先日のランチで、たまたま話題になったのが、アップルコンピュータ創設者、スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ

そういえば、そういう人がそんなスピーチをしたような話があったっけ・・・、程度にしか意識していませんでしたが、彼女がいかにそれが心に響いたか、と話すのを聞いて、どうしても読んでみたくなりました。彼女が送ってくれたのが、市村佐登美さんという方の翻訳版

ジョブス氏は、点と点をつなぐ、愛と敗北、死の3つについて話をしています。

「自分の興味と直感の赴くまま当時身につけたことの多くは、あとになって値札がつけられないぐらい価値のあるものだって分かってきたんだね」

「・・・だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。」

「・・・そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、好きなことを仕事にすることなんですね。まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目です。心の問題と一緒でそういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。落ち着いてしまってはいけない。」

「君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。」

興味のあることに、脈絡もなく、ただ広く浅く取り組んでいるのが私の性質であり、悩みでもあり。どれも中途半端で、極めているものってあまりないんだよなぁ・・・と。ジョブスのひとつ目の話題は、そこを突いているものでした。

「バラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。」

そういう訳で、この文章には特にゾクッとしました。でもその前に、自分を信じて進んでいくためには、ひとつひとつの点を、もっと深く極めていかなきゃ。これが問題だ・・・。

この彼のスピーチの事を教えてもらって本当によかったな。一度、原文にもあたってみて、自分なりに解釈してみたいな、とも思っているところです。

at 00:09|Permalink 日々のデキゴト