使って楽しいモノ

December 18, 2006

次の10年へ

■心機一転

買った当初はまさか10年後の今も働き続けているとは夢にも思わず、愛用していた手帳が今年10年を迎えました!

昨年のブログにも書きましたが、ここ10年ずっと飽きもせず、Quo Vadis+グリーンの革の手帳カバーの組み合わせ。

毎日毎日、この一冊で、仕事とプライベートの予定を遣り繰りするのに大活躍!酷使していても縫い目がほつれることもなく、ボロボロになった部分も一箇所もありません。さすが!・・・が、気付けば背表紙の部分が黒ずみ、時の流れを感じさせる姿に。

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今では毎年、年の暮れにレフィルを交換するついでに、過去のレフィルを引っ張り出し、ぱらぱらと一通り眺めるのが楽しみのひとつとなっています。

(と、書きながら、最近、かつての上司と数年ぶりに食事に行った時に、「あなたは『コレクター気質』なところがあるよなぁ・・・」と、しみじみ言われたことを思い出しました。自分では逆だと思っているので、いまだ納得していませんが・・・。彼によると、人間は「コレクター」か「そうでない人」に二分されるんだそうです。)

昔のレフィルをめくっていると、忘れかけていた当時の楽しかった場面がふっと思い出されたり、色々な人と出会う中で影響を受け続けているんだな、とか、あぁ、この年が転機だったんだな、と思うことがあったり。

まずはやってみよう!と思った事は試し、今は動かずじっとしていよう、と決めることもあり。人生、タイミングと決断の連続。「自分のモノサシ」というのが段々出来上がってきて、考え方がシンプルになってきた気がします。

一方でもちろん、辛かったり、泣いたり、悩んだり、悔しい思いをした日々もたーくさんありましたが、そういう事を全部ひっくるめて今の私があるんだなー、とも。そういう時の友人や家族の支えがどんなにありがたかったことか・・・、と感謝の念も出てきます。

ここまで深く考えさせられてしまうだなんて、たかが手帳、されど手帳ですね。

さて、区切りのよい来年からは手帳を変えてみよう!と、時間を見つけては探し歩いていました。それでも色々と見比べた結果、行き着くところは結局、Quo Vadis。

そこで、気分を変えたいこともありサイズを変え、カバーも思い切って、以前から憧れていたH社のものに買い替えました!

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ブルーは、nomoneさんに見立ててもらった似合うカラーと言われた色のひとつ。そして、ここのブルーの色合いの上品さと革のしなやかさは、20代からの憧れ☆でした。

当時はまだまだ、と思っていましたが、10年記念だ、えいやっ!、とショップに入り、下見のつもりがその場で購入してしまいました。今でもまだまだなんですけどね(^_-)

手帳のサイズも小さくなり、物事の考え方もよりシンプルになっていくのかどうか!? 今後の10年がどうなっていくのか、考えるとワクワクします。

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October 15, 2006

シンデレラ(?)の靴

■ぴったり♪♪

忘れもしない高校2年夏休み最後の日。当時、バスケットボール部員だった私は、練習中、最悪のケガをしてしまったのでした。

ランニングシュートをするために、勢い良くゴールを目指して一直線。シュートを打って着地、という時、事もあろうか、ディフェンスをしていた人の足の甲の上に、片足で乗っかってしまったのでした(イターイ・・・!)。今、思い出すだけでも、体がすくみます。

すぐに、足首をコールドスプレーしてもらったり、バケツに足を入れて冷やしているうちに、みるみる足首がパーンパンにふくれあがり・・・。

病院へ行ったところ、「これは骨折寸前のひどい捻挫ですねぇ。かえって折れてしまった方が、キレイに治ったかもしれませんよ・・・」と、悲しくなるようなことを言われながら石膏で固められ、翌日の2学期最初の登校日は、松葉杖で行くハメになってしまったのでした。

治るのに思った以上に時間もかかり、バスケに対する情熱も冷め(こんなことでか!?)、残りの高校生活は、バスケ部マネージャーとして過ごしていたのです。

そんな事をすっかり忘れて大学生になり、ヒールの靴を日常的に履くようになってから早○○年。

靴を買いに行くたびに、「あれっ、もしかしたら左右の足の大きさが結構違うかも・・・」と感じるように。右足の方が1cmほど小さい気がするのです。きっと、高校時代のケガが原因なのかもしれませんね。

今年になってからは、特に足に意識が向くようになったのか、持っているヒールすべてが足にしっくりこない気がしてきました。

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そんな中、新聞に「左右別サイズの靴」という見出しを発見。

期間限定で、左右別サイズの靴が選べる、というのです。それも、21.5-25.5cmの間で0.25cm刻み、というステキな企画。

ここでふと思ったのがデザインのこと。大体、この手の靴の場合、サイズを重視するあまり、デザインがかなりおざなりだったりするイメージがあるのです。

ところがこの企画、デザインはベーシックではあるものの、4種類x5色が用意されていて、バリエーションも豊富のよう。

今まで、靴のオーダーは出来たとしても、左右別で作ってくれるところを知らなかったこともあり、価格もお手ごろな1万5千円程度ということもあり、会場の小田急百貨店へ行ってみることにしました。

婦人靴売り場へ行ったら、全種類・全サイズ・色・幅もEE/EEEのそれぞれすべてがズラ?ッと並び、壮観な眺め。

早速、足を計測してもらいました。

このイベントのために常駐している専門の方に測ってもらったところ、「うわぁ、左足がものすごく細いですね・・・。今まで多くの方を計測してきましたが、ここまで左右の違う方は初めてですよ。靴を選ぶとき、さぞかしお困りだったでしょう?」とのお言葉。はい、おっしゃる通り。

どうやら、「大きい」と思っていた左足は確かに右足より大きかったものの、足の幅が長さに対してかなり細いそうで、それが靴選びのネックだったようです。おまけに、予想通り左右の長さの差は0.5?も。。。

サイズが分かったところで靴選び。デザイン別にヒールの高さも微妙に違うので、オススメのサイズでも、ヒールが高くなってくると合わないのです。

幅を変えてみたり、サイズを0.25?ずらしてみたり。何度も試し履きを繰り返した末、ようやく自分にピッタリの組み合わせが完了!そしてここぞとばかり3足注文してきました。まさにシンデレラの靴!

できあがるのは3週間後。そのころにはピッタリの靴を履いて、颯爽と歩けるようになるぞ?、と今から出来上がりを心待ちにしているところです。

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August 14, 2006

ウォーキングシューズ

■体にやさしく

社会人になってからというもの、平日はパンプスが定番。それも5?7cmヒールがほとんど。
週末はさすがに履くことは少ないですが、それでもパンプス累積日数は、社会人年数に比例して増える一方・・・。

幸いにも外反母趾にはなっていなくても、それでも足の裏の皮膚は、所々、がっちがちに硬くなってしまっています。

以前はフスフレーゲスに通っていたり、最近では、たまにフットケアに行ってお手入れしてもらっていますが、毎回お決まりのセリフを言われます。「今は何とかしましたが、ヒールを履くのを止めない限り、また同じことの繰り返しですね・・・」って。

体のゆがみを作ってしまいやしないか心配ですが、全身のバランスや手持ちの洋服に合わせることを考えると、パンプスを履くのは止められないのです。

そんなところ、ポスチュアウォーキングの仲間達の間で大評判になっているのが、ニューバランスのシューズ

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スニーカースニーカーしていなくて、パッと見はサンダル。

ヒールもまったくぺったんこ、という訳ではなく、かかとに向かってなだらかな高さもあり、特に、パンツを履くときにはもってこい!なのです。

パンプスにべったりおんぶに抱っこだった私にも、あまり抵抗感のないデザイン。

そして、デザインよりも何よりも、私の心を捉えてしまったのがインソールの感触。 聞くところによると、テンピュールを使用しているそうで、足を入れた時の心地よさには毎回うっとり。。。

足の裏全体にふわ?っ+しっかりホールドの低反発クッション。 電車の中で立っているだけでも、「何だか幸せだわ?」と思えてくるから不思議なものです。素足に履くと、より幸せ感を味わえます。

試しに白のサンダルを買ってみたところ、あまりの快適さに手放せず、最近、黒も買ってしまいました。
そのおかげで、今では、パンプス出番率は週に2、3度に。 心なしか、足の裏も、だんだん柔らかくなってきている気もします。

このシューズ、ピンクやペパーミントグリーン、ゴールドなどの色違いもあったようなのですが、既にどのサイズも完売していました。知っている人は知っているんですね。あと、ピンクも欲しかったんだけどな。。。残念。

会社で履いてると、「あれ?っ、なをみさん、今日は背が低いね!」などと、気付いてくれる人もいたり。それだけヒールの高い靴が定着していたのですね。

パンプスと100%縁を切ることはまだまだ難しそうですが、この夏はこのシューズで、体を多少は労わってあげようと思います。

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January 16, 2006

iPod nanoケース

■イヤホンすっきり!

電気製品につきもののコード類。
コンセントに挿しっぱなしでOKなものは問題ないけれど、ドライヤーなど、ハンディなもののコードをきれいに束ねるのがとっても苦手。

使った後、うにゃうにゃ、って曲げるだけなのに、それがどういう訳か上手くいかない・・・。他人に貸して戻ってきた時、きちんと束ねてあるのを見る度に、やっぱりそう思います。

包装紙でラッピングするのも苦手。悪戦苦闘していたら、見かねた友人から、はぁ?、とため息をつかれ、「もぉ、いいから貸してごらん!」と言われる始末。どうやら、指先を使って形作るのが苦手みたいです。一言でいえば、不器用ってことですね。

通勤のお供、iPod nanoを手に入れた後も、その悩みがつきまとっていました。
イヤホンがからまないよう、自分なりに念入りに巻いてバッグのポケットに入れておいたのに、いざ、取り出してみると、こんがらがっている始末。ほどいているうちに、1駅過ぎてしまいます・・・。

みんなは一体どうやって持ち歩いているんだろう?何かいい方法ないかな?って、思っていたところ、仕事上、目を通している日経BP社の記事これを発見。

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記事中にもある通り、羽田の町工場でプラスチック製の家庭雑貨を製造している、みとさん、という方が作ったもの。自作のケースをBlogで公開したところ評判になり、商品化に至ったそう。

値段もお手ごろの1,800円だし、迷わず購入です。見た目も、使い心地も、そして懸案のイヤホンのスッキリ具合も、予想以上ですっかり満足!

一時は、「iPod持ち歩くの、止めちゃおうかなぁー」と思った程でしたが、このおかげでバッグの中に復活です。私の弱点を見事救ってくれたみとさんに感謝です!

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October 24, 2005

革みがきセット

■気持ちもぴかぴか

このところ、気になって気になって仕方がなかったのが、革小物のお手入れ。

靴はちょちょっとやっているものの、お財布を取り出すたびに、「あー、そろそろ磨いてあげないと・・・」、バックの衣替えをしたものの、ひと夏の活躍ぶりには栄養を与えてあげないとしまってあげられないし・・・、と、動くたびに、気になっていたのでした。

取りかかろうにも、まとまった時間がなかなか取れなかったところ、ようやく手をつける余裕ができて、ホッとしているこのごろ。

「物持ちがいい!」というのは、周りからよく言われるところ。気に入ったものは、普段もどんどん使う上に、「いつまでも使えるようにいてね!」、という気持ちでいつもいっぱい。意外に思う人が多いかもしれないけれど、モノを増やすのがあまり好きではないからなのかも・・・。

それがモノ達にも伝わるのか、靴やバッグ、傘、洋服の中には7、8年、中には10年選手がゴロゴロ。「もうダメだー!」と悲鳴を上げるまで使い倒し、生き残っているモノを中心に、その周りのモノを新しく買えそろえたり、引退させたり・・・。

もちろん、流行り廃りがあるから、身に付けるときは形に気を付けたり、他の部分で"今"のエッセンスをちょっぴり取り入れたり、自分を客観的に見るクセをつけないといけないんだけど・・・。そこが難しくもあり、実は楽しみだったりして。

最近、週末旅行用のバッグを買ったところ、そのおまけに、「革みがきセット」ポーチを付けてもらいました。それがとっても可愛らしい♪

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Orla Kielyという、ロンドンで活躍しているアイルランド人デザイナーのお店にふらりと入った瞬間、一目でビビッときてしまいました。でも衝動買いするお値段ではないので、「一晩考えますね・・・」と帰ったものの、頭はそのバッグでいっぱい。

・・・ということで、今ここに。それにしても、その思いがけないオマケのおかげで、お手入れする気持ちがぐーんとアップしています。この週末に磨き終わらなかったので、この気持ちが続いている間に、やってしまわなきゃ!

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