舌がよろこぶモノ

April 17, 2006

ベージュ東京

○先週来、出会い系サイトからのスパムコメント・トラックバックが急増し、しばらくコメントを受け付けるのを控えさせていただきます。ブログ運営のドリコムさんが対応策を検討してくれているようなので、様子を見ながら復活させていきますね。ご了承ください。

■誕生日のお祝いに

友人が、「誕生日のお祝いに・・・」と、ベージュ東京のランチに予約を入れてくれました。噂に色々聞いていたところだったので、この日を待ちわびて。

いざ、店内へ入ると、大勢のスタッフがお出迎え。笑顔で挨拶を交わしながら歩を進めてみるものの、慣れない私は席に着くまでの間、品定めをされているようで、冷や汗ものでした。

選んだメニューは、野菜をコース仕立てにした「ベジェタル」3品に、アラカルトで牛フィレ肉のステーキを選び2人でシェア、そしてチーズの盛り合わせをオーダー。

飲み物は、食前酒にアラン・デュカス特製のシャンパーニュ。深みのある黄金色で、ゴージャスさを感じさせるものでした。ワインは、最近のお気に入りで、リストにあれば頼んでいるという、ブルゴーニュの白を最後まで。

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こちらのお料理にはもちろん、器や調度品にも、アラン・デュカスのこだわりがあちらこちらに散りばめられているようです。

例えば、テーブルの上に備えられているメモパッドとえんぴつ。

店内ではフラッシュでの撮影が禁止されているとのことで、お皿をデッサンするために、わざわざスケッチブックを持参されるお客様もいるのだそう。それは傍目にはエレガントではないので、どうぞこのメモをお使いください、ということから用意しているのだそう。(フラッシュを使わなければ撮影OKですよ、と今回は許可を頂きました。)

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また、肉用のナイフの持ち手は、店名と同じ「ベージュ」色をしたノルウェー産の白樺製。

10年に1度の割合で、白ではなくベージュがかった色になる白樺を選び、アラン・デュカス用に作られたナイフだそうです。刃のデザインも凝っていて、「刃」に見える側が実はデザインで、本当の「刃」は、そうは見えない側になっている、という細工がしてあります。「ん?切れにくい・・・」と感じた時は、逆サイドを使っているのかもしれませんね。

その他にも、ベージュ色をした漆の箱(やはりデュカス特製とのこと)にシルバー類を入れていたり、ランチョンマットと、卓上の塩の色とのコーディネーションなど、ちょっと目を凝らすだけで、多くの小さなこだわりに気付くのです。それだけでもとても楽しい?♪

お店の方に話題を振ると、そのココロを色々と教えてくれるので、好奇心旺盛な私達は質問が止まりませんでした。

このお店はシャネルとのコラボ、ということで、食後のコーヒーとともに、マカロンやシャネルのロゴをかたどったチョコレートがでてきます。また、レストラン専用エレベーターのボタンもシャネル・・・。

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さて、誕生日、ということで、デザートはバースディケーキを。
ラズベリーと空気のように軽いスポンジのケーキ。願いを込めてキャンドルを吹き消した後、カットしてサーブしてくれました。お皿には、フランス語で「Joyeux Anniversaire Naomi」とメッセージ。そして、Jane Packerのブーケも!

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帰り際に、「お誕生日の記念に写真をお撮りいたしましょうか?」と店内で写真撮影。しばらく待つと、日付の入ったメッセージカードに、写真を付けて渡してくれました。これには感激!

料理はどれも斬新で美味しく面白く、サービスの方、ソムリエの方もつかずはなれず心地よく、トータルで楽しい3時間でした。「また、是非来たいね!」というのが私達の感想です。

at 00:14|Permalink

March 20, 2006

FOODEX

■世界の食が大集合!

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アジア・環太平洋地域最大の食品・飲料の商談見本市、FOODEXへ初潜入!

世界77カ国・地域の飲食関連企業が出展し、今年で31回を迎えるという、大規模かつ息の長い展示会です。

会場は幕張メッセ。
余談ですが、ここは私にとって、思い出深い場所でもあり・・・。

ウン年前、国際宝飾展という展示会が幕張メッセで行われていた頃、一度、事務局メンバーとして働いたことがあったのでした。毎年、日本ジュエリーベストドレッサー賞を年代別に表彰している、あの展示会です。

前職を辞めた3日後、知人の口利きで事務局へもぐりこませてもらい、トロントへの短期留学+1ヶ月のカナダひとり旅へ出発するまでの間、約半年をそこでお世話になったのでした。

「ち?っちゃなダイヤモンドでいいから、一粒もらえないかな?」、なんていう甘い期待は当然くじかれ、会期前日には、ホコリにまみれながら泊り込みで会場設営に立ち会い、当日は、トランシーバー片手に会場内を駆けずり回る始末。ベストドレッサー賞の授賞式も、展示されているキランキランのルースダイヤモンドも、脇をすり抜けるだけでしたが・・・。

さて、本題。

会場内は大きく分けて2つ。国内出展ブースと海外からの出展ブースです。私達は迷わず海外ブースへ突進!

なんといってもイタリアパワーがダントツ!世界各国のブースがある中で、海外スペースの6分の1ほどを占める勢いで出展していました。イタリアだけで、出展企業は250社を超えているとのこと。道理で、歩いても歩いてもイタリアブースから出られない訳だ?。

チーズの王様、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会のブース前を通りかかったら、ちょうど、パルミジャーノをまっぷたつに割るデモンストレーションに遭遇。

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40kg近くもある太鼓型のチーズの横っ腹に、ナイフを何本も指していきます。ぐるりと一周したあとも、さらに慎重にナイフを入れていくと、やがてミシミシとキレイな割れ目が出現。これは誰もができるという訳ではなく、その道のプロが手がけなければ、美しく割れないそうです。

ゆっくりとフタを開けるように上側のチーズを外せば、2年間熟成されていたチーズが、空気に初めて触れるという瞬間!削りたてほやほやのパルミジャーノのご相伴にあずかりました♪

このチーズ、どこかのクイズ番組にも出題されていましたが、現在でも、銀行からお金を借りる際に担保にできるとのこと。チーズ図鑑によると、「評価額の80%まで融資が受けられる」そうですよ。一体、いくらくらい融資してもらえるのでしょうか?

そんなこんなで気になるブースで足を止め、イタリア各地のワイン、リキュール、チーズ、オリーブオイル、プロシュット、パスタ、エスプレッソを味見していたら、たちまち腹5分目。

その他、世界10ヶ国ほどを周り、腹10分目で打ち止めにして帰ってきました。1日にしては、かなり頑張ったと思います。おかげで、お腹もパンパン、足もパンパン。

印象に残った食べ物・飲み物は、

・ プロシュット(伊): サン・ダニエーレ産
スゴイ!口の中に入れた途端、とろけてしまうよう。イベリコやハモン・セラーノ一辺倒でしたが、考えを改めます。

・ マロンペースト(仏): imbert社
ザ・マロン!栗そのもので勝負。言うことなし。フランスの有名パティシェによるマロンペーストを使ったレシピをたんまり頂いて参りました♪

・ ジャムとソース(伊): OFFICINA社
 「魚の加工品」と「ジャム」が主要製品、っていう会社は聞いたことがない!?シンプルだけどスタイリッシュなびんに入ったカラフルなジャムやソースの種類が豊富。
 パンフレットには、「このチーズにはこのジャムを合わせて」と、具体的なチーズ名をいくつも列挙。きゃぁ楽しい♪日本ではパークハイアットのデリで買えるそうです。

・ ワイン(伊): シチリアのワイン生産者DONNAFUGATA
 ワインエキスパートで、かつ、かなりのイタリア通の友人がここのワインが好きで、このブースを見つけた途端、駆け寄っていきました。
 エチケットに描かれているイラストは、すべてオーナー夫人によるもの。あまりにも私好みなのでそう言ってみると、ワインもさることながら、エチケットのイラストだけでも賞をもらっているそう。全種類集めたくなってしまいます♪モデルになっているのは、孫娘のガブリエルちゃんだそう。
 
と、ほとんどの時間を費やしたイタリアモノが中心となってしまいましたので、日本モノもひとつ。たまごにかけるお醤油です。

途中、歩きつかれて休憩していたら、たまたま相席になったホテルの経営者氏が、「これ知ってる?」と教えてくれました。一部では話題になっているそうですが、私は知りませんでした。ホテルの朝食のテーブルに常備しよう、と契約をしてきたところだそうです。

会場内では、TVや雑誌で見たことのあるレストランオーナーが、フランスの某有名ワイン生産者と商談をまとめ終えて記念写真を撮っているところや、また別の、メディアで顔の知られている飲食業界の男性が、女性陣に囲まれて名刺交換していたりする姿も見ました。

まさに飲食に関わるあらゆるモノ・ヒトが大集合です。えっ、私?まぁ、チーズ関係者ということで・・・。

at 01:39|Permalink

February 27, 2006

今週口にしたモノ

■ライブラリーカフェにて
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気心の知れた友人と、英国大使館を見下ろすビルにあるライブラリーカフェで待ち合わせ。洋館が立ち並ぶ大使館の敷地を見やり、暗闇に沈んだ皇居越しに見えるのは丸の内のビルの群れ。

つい15分前まで仕事をしていた頭の中ががらっと切り替わり、たちまちリラックスモード。どこか海外の街へ来てしまったかのよう。眺望とともに泡を楽しみ、それからダイニングへ。

身が引き締まってぷりぷりっとした手長エビのポワレに、ユベチというギリシャの米粒のような形のパスタのリゾット添え。

エビの出汁をたっぷり吸いこんだパスタは、つるっとしてコシのある食感。エビもパスタの湯船に浸かって、私と一緒にリラックスしているようでした。

■スペインチーズとともに

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スペインチーズに合わせて、同じくスペイン産のナポレオン・オロロソ・アボカドというシェリー酒を。

甘みのやさしい琥珀色のシェリーは、スペイン産のブルーチーズにはもちろん、ローズマリーを表面にたっぷりまぶしたチーズにもぴったり。

エチケットに描かれたナポレオンは、頬がぷっくらしてあどけなさが残る顔。あま?いシェリー酒に合わせたのかな?

■雪山のロッジにて・・・

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滑走中、「スキーは今日で最後にしよう!」と、いきなり心に決め、滑り終わったお茶の後、そのままスキー板とストックを置き去りにして帰ってきた10年前。それ以来、スキーはおろか、スノボもしていません。

そんなエピソードを知らない友人達から、トリノ効果なのか、雪山へのお誘い。

「山口百恵の引退コンサートの白いマイクみたい?」と笑われながらも、大好きな雪景色を眺めたくて、「滑らないからね!」という条件付きで参加。

滞在中したことといえば、温泉にゆったり浸かり、開放感のあるリビングで、窓の外を眺めながらワインをちびりちびり。これぞ最高の週末。空にしたボトルの数は・・・、見なかったことにします。

at 01:08|Permalink

January 23, 2006

塩バターキャラメル

■大雪の東京

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土曜日の朝、ぱっちり目が覚めたら、外は一面、白、白、白。

枯れ木にふんわり雪が積もって、白いサンゴ礁みたい。

こんな日は、一歩も外に出ないで、あったか?いミルクティを飲みながら、のんびり部屋でくつろぎたいな・・・。と、朝一番に、ロイヤルミルクティを淹れてみました。

お湯で茶葉を蒸らしておいて、温めたミルクに茶葉を入れたら、数分蒸らしてできあがり。

小さい頃の記憶なのか、雪の降る日は、なぜだか甘いミルクティが恋しくなります。でも、今回、砂糖を入れずに作った理由は、塩バターキャラメルがあるから♪

ブルターニュ産ゲランドの塩を使った塩バターキャラメルは有名ですが、これはノルマンディ産のモノ。年末年始をイタリア・フランスで過ごしてきた、「胃袋つながり」の友人からのおみやげです。

去年の秋、ドライブのお供に・・・と、コンビニで見つけた「小枝」の期間限定、ブルターニュキャラメル。普段、お菓子はあまり買わないところ、この小枝にすっかりハマってしまいました。それ以来、この小枝を見かける度に、2箱まとめ買いしてしまう程に。

その事を友人に話していたところ、旅先でこのキャラメルを見つけ、私のことを思い出してくれたそうです(笑)。どうもありがとう!

この塩バターキャラメルをぽんっと口に放り込み、温かいミルクティを飲むとほどよく溶けて、あま?くていい香りが口中に広がります。朝から至福の時♪

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ノルマンディといえば、リンゴのお酒カルヴァドスとシードル、そして、元祖・カマンベール・チーズ発祥の地としても有名。

ノルマンディは酪農が盛んな土地なので、チーズをはじめ、生クリームやバターもたくさん作られています。AOCチーズも4つあるし、AOCバターのひとつ、イズニー(isney)バターも、ノルマンディが産地です。

そういえば大学時代、フランス語の授業で一番初めに手にしたのが、ノルマンディの楽しい1年」、とかいうテキスト。その授業では、アトランダムに指されて、答えられないとマイナスがついて、それが3つになると、いくらテストでいい点数を稼いでも単位がもらえない=進級できない・・・というスパルタ授業。

毎週、授業の前の日は、朝方までかかって単語をひとつひとつ辞書で調べていました。時には、3?4人で友人宅へ泊まり、分担して調べたことも。「仏文科に入った訳でもないのに・・・」とみんなで愚痴りながらも、薄っぺらいテキストを1年かかって読み終わりました。その授業は、ちっとも「楽しい1年」とはなりませんでしたが・・・。

そこには、シードルの作り方が書いてあったような記憶があります。そのため、「ノルマンディといえばシードル」、と強烈に刷り込まれてしまったのでした。そういえば、「ル・ブルターニュ」で飲めるお気に入りのシードルを最近飲んでないな・・・。

久しぶりの大雪から始まって、ミルクティ → 塩バターキャラメル → ノルマンディ → フランス語の授業 → シードル、と、ひとり連想ゲームになってしまった朝でした。

at 00:03|Permalink

October 31, 2005

坊ちゃんカボチャ

■忙中閑あり

ここ10日間程、何やかやと慌ただしく過ごしてしまいました。「忙しい」ことを「心を亡くす」とは、よく書き表わしている文字です。

やりたい事に思うように時間を割けず、やらなければならない事に追われてしまうと、未熟な私は、ついイライラ…。

そんな時だからこそ、多少なりとも季節を実感できるようなひとときを持とう!、とハロウィンにちなみ、久しぶりにパンプキンパイでも焼こうと思いつつ、仕込む時間すら取れない悲しさ…。

えいっ、仕方がない、カボチャで簡単に何か作って、気分だけでも味わおう!と、坊ちゃんカボチャをくりぬいてキッシュを作りました。

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豆乳と生クリーム、玉子で生地をつくり、タマネギとベーコンを炒めておいて、あとはくりぬいた坊ちゃんとともにカボチャに流し入れてチーズを散らし、あとはレンジでチン。

坊ちゃんカボチャは、栄養価が高く、ビタミンAが普通のカボチャの3?4倍とのこと(「坊ちゃんの栄養分析」参照)。ビタミンAは、風邪の予防、目の疲れ、肌荒れに効果があるらしく、今の私にぴったり。

料理するにも、電子レンジで簡単に柔らかくなる上に、みなさんご存知のとおり、甘味もあってとても美味しい。

ささっと出来て、美味しくて、これ1品作るだけで気分転換になったし、言うことなし!と、お腹に入れたら、あらあらもう外出の時間・・・。こんな調子で週末もコマネズミのように動き回る始末。果たして今週は体力が持つのだろうか!?

at 00:51|Permalink